otari kamaike
小谷
栃の木亭
 整備されたコースだけではものたりないので、みねかたスキー場は半日で切り上げ、 午後は、宿で聞いておいた小谷鎌池に向かうことにした. 148号線、姫川に沿って下ると南小谷駅が見えてきた.
 東京に住み、帰宅が遅い日には、新宿駅でよくみた「南小谷行」という表示、その急行アルプスは夜通し 走って着く終着駅がまさにここなのである.「みなみおたり」という、この駅名はすっかり私には馴染のものに なっている.
 少なくとも1回は、大糸線に乗ってここも通りぬけているはずだ.この駅で乗り継いだようにも思う. その時、電車側から見たときよりもいっそう、今日みた町は山里に思えた.いずれにしても、この急行が発車する 新宿駅の対極となるこの地は山間の小さな町であることに変りはないのであるが.
 宿で教わったとおり、トンネルを出てすぐ右折、中谷川に沿って集落をつなぐ道路を登っていくと小谷温泉に出た. まったく山間の集落で、温泉といった観光のイメージとは程遠い場所だった.私が気づかないだけで、こういう温泉 郷も、まだまだ残っているのであろう.
 ここから先は車でいけないので道路脇に止め、スキー板を持って歩く.奥にある栃の木亭のためか、道路は 除雪されていた.閉鎖されている栃の木亭につき、その前で板をつける.除雪され積みあがった雪の塊の上に踏み あがると、鎌池に向かうルートには、いくらか人跡があった.
 これを追い鎌池に向かい、谷を離れ左に折れるあたりまで進んだのだが、今日は時間切れ.素直に引き返すこと にした.
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