Title:Klein_Matternhorn switzerland
Klein Matterhornからの展望.
Matterhorn 展望台に立つと、見慣れないMatternhornの姿が真っ先に目にはいってくる. 雪で白くなっているのが、正面に写されることの多い東壁.イタリア稜の肩もここからはよく見えている.
Dom Taschhorn(写真中央の二等辺三角形のピーク)とDom(その奥).いずれの山頂もMatterhornよりも高い.
Breithorn すぐとなりのピークはBreithorn.もっとも容易に登れる4000メートル峰として知られている.今日は、絶好の登山日和、ザイルでつながれた パーティーの姿がいくつも見えていた.
 ウェストンは、日本に来る前に、マッターホルンと供にこの山に登っている.槍ケ岳を日本のマッターホルンと紹介したことは有名である が、日本のブライトホルンはあるのだろうか.久しぶりに読み直してみようと思う.
Mt Blanc Mont Blanc(わかりにくいが左側にあるピーク:望遠レンズで撮影すると下の写真).右よりの三角錐がMatterhornでZermatt側とは容姿が大きく異なっている.手前はスキー場.
Mont Blanc アルプスの最高峰、標高4807mのMt Blanc(左).この山はスイスでなくてフランスにある.
西北 Matterhorn西北の山々.すぐ北側の奥にある三角形の峰はDent Blanche、 写真右端の三角形のピークが、Wymperが美しさを絶賛していたWeisshornであろうから、その間にある2つのピークは、Obergabelhorn とZinalrothornということになるのだろう.
Dom-Taschhorn ほぼ北にZermattのある深い谷がある.その左側には容姿の優れたDomとTaschhorn.それより手前にあるAlphubelまでは4000メートル峰. 手前で谷にせり出した一段低いOberrothornに雪はほとんど残っていない.このくらいの山でも、もし日本にあるのなら、富士についで第2位になれるのだから、スイスの山がいかに高いのか 実感できる.
Rimpfischhorn 北東にはGorner氷河.その左にある2つめのピークがRimpfischhornのギザギザの山頂である.氷河の右手(左岸)には、Monte Rosaがあるのだが、ここからはBriethornの影に隠れ 見ることができない.
Trockener Stegからの展望.
Klein Matterhorn Klein Matterhornに行くにはTrockenerStegでロープウェイを乗り継ぐ.ワイヤーの先には向かいのKlein Matterhornの姿を見ることができる. 小さなMatterhornという名のとおり、三角形のピークである.
Monte Rosa Gorner氷河とMonteRosaが見えている.氷河が山頂間近まで昇っていて、全体に丸っこい山体は、観賞のための魅力に乏しいのであるが、 4000メートルを超える峰を10個持ち、アルプス中第2位のピークもそれらの尖峰の一つだ.
Rimpfischhorn 前に横たわる台地状の尾根が、登山電車が登っているGornergratで、その後ろのAlphubel(写真左端)の前にある雪のないピークが Oberrothornであろう.これらが目の高さにあることから、標高はだいぶ低くなったことがわかる.写真右の鋸刃状の山はRimpfischhorn.
Helicopter. 雪の降った昨日が嘘のように、今日は快晴になった.荷揚げのヘリコプターが飛んできた. 目の前に飲料のダンボールを降ろすとHornlihutteに向かって飛びさった.ごみを吊ってもどってきたかとみていると、さらにここでもごみを引き上げていった. 本当に手際よく飛びまわっている感じだ.日本の山小屋でも見れる光景であるが、いかにもスイスらしい赤い機体が、青空と白い山々に良く映えていた.

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