Schwarzsee switzerland
Matterhorn
SchwarzseeからみたMatterhorn.
小屋が見えるが、これはHirliのスキーリフトのもの. 冬季Matterhornを背にここをすべり降りるのは気持ちよさそうだ.
Schwarzseeからの展望.
Monterosa Rimpfischhorn
Taschhorn  Schwarzseeに着けば、まずは山々の展望を楽しまなければならないだろう.
 南東には、Monte Rosa(丸みの上に並ぶ尖ったピークの一つがアルプス第2位の高峰で4618m)と Liskamm 4479m(Grenz氷河の右側)が顔を出している.東には、ギザギザ頭のRimpfischhorn 4195mとその隣にStrahlhorn 4190mがみえている. 北東に目をおくると、Taschhorn 4490mの鋭角が空を突き、背後Dom 4545mがひかえる.
SchwarzseeからZmuttに下る.
Station  Furiから片道12.5フランのロープウェイに乗る.700mの高度差を10分ほどで登り、標高2583mのSchwarzsee駅に着いた.
Hotel  Schwarzseeホテル.シーズン中であれば、レストランは展望を楽しみながら食事をする観光客でこみ合っているのであろうが、 今日は人のいないテーブルだけが並んでいた.
trailhead  SchwarzseeはHornlihutteへの登山道の起点でもある.ロープウェイの駅を出て下り始めると分岐がある. 写真左、Matternhornの方向に延びている歩道がhutteに続いている.ここを何組かがのんびり降りてくるのが見えていた.
 すでに昼になってしまったから、私は日を改めて出直すことにして、今日はZmuttに下ることにした.この道が、翌日雪の中風に煽られての厳しい帰路となるとは、まだまったく想像できないことだった.
north  歩道はZmutt氷河の方向に下っていく.さきほどまで東壁と向かい合っていたMatterhornの姿も、北壁が正面になりだした. よく知られた三大北壁の中の一つをこの目でみているのであるが、氷河の作り出した風景は壮大で、周りの規模に比較してそこに突き出した角はとても小さく感じる.地図をみれば 今立っている場所から、頂上までの標高差は2000メートルもあるはずなのであるが、まったく実感できない. 双眼鏡でイタリア側山頂に向けると、そこには十字架が確認できる.
marsh  庭園のように石の転がる場所をすぎると、柵で囲まれた小さな湿原の脇に出た.
Glacer  Zmuttglaetscherの広々とした河原をはさんで、対岸には滝が落ちているのが見える.
Stafelalp  さらに下ると、レストランが1軒建っている.2200メートルと書かれているからSchwarzseeから約400メートル下ったことになる. ここからはZmuttbachに沿って下っていくと、歩道はまもなく車道に出た.あたりに立っている針葉樹には2種類あるのに気づいた. 大きな木はカラマツのようだ.もう一方はゴヨウマツだった.
 車道を下っていく.対岸のほぼ同じ高さのあたりにも歩道があって、人が歩いているのが見える. さきほど遠望した滝のさらに上流の氷河付近には、Schonbielhutteがあるから、そこへ向かう道であろう.この時間に登っていくとなると、 hutteで宿泊する予定なのかもしれない.青白い水を湛えたダム湖を樹中に見、変電所を過ぎると、今朝Furiに向けて下っていった 分岐に出た.
 再び、Furiに寄ることもないので、橋を渡りZmuttに向かうことにした.この集落の真ん中にある分岐には、Herbriggと書かれていたが、 地図で確認すると次の分岐の方から入ったほうが近そうなので、そのまま見送りひとつ先の家のところで左折した. 家の横を登っていくと道は分岐する.どちらも結局Herbriggでは合流しているようだから、展望がよさそうな上の道を進むことに決めた.
ZmuttからZermattに下る.
Matterhorn  この歩道からはMatterhornの眺めが良い.
Zumsee  下のGorneraの谷筋には、Furiから少し下った場所にあるZumseeの集落が見えていた.
Findelbach_bridge  Gornergrat鉄道がFindelbachを越える高い鉄橋.
Zermatt  HerbriggはZermattの上にある小さな集落であった.ここからはZermattの街の様子が子細に観察できる.

mh
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