摩周湖 道東観光2日目、摩周湖からスタートです。朝宿を出、まずは美留和駅からとなりの摩周駅までJR釧網線に乗ります。 駅の改札を出ると、不運なことにもう雨がぱらつきはじめていました。霧の摩周湖、見れないことで有名な湖、わざわざ雨の 中訪れるのは惨めな感じがしてきます。それでも、バスは満席で駅を出発しました。
 摩周湖には第1、第3と2つの展望台があります。対岸の清里側にも裏摩周展望台があるのでこれを会わせれば3つの 異なる光景を楽しむことができるようです。湖中央にポツンと突き出たカムイシュ島という小島の入る構図が大きく異なって いて、できれば第1と第3の両方を見てみたいものですが、バスは2時間に1回来るだけですので、夕方に釧路空港に辿り着 く必要のある私は。第一展望台だけ立ち寄り戻るしかなさそうでした。9時20分、雨の中展望台に立つことができました。 このとき少しガスがかかってはいましたが、何とか湖を見渡せるほどの視界はあって写真を撮ることができました。雨の中帰 りのバスをこのまま待つこともないので、第3展望台まで歩いていくことにしました。時刻表をみれば第3展望台にバスが 来るのは10時45分でした。このあたりの地図をもっていなく、正確な距離を知ることはできませんでしたが、まだ1時間 20分もあり歩いていけないこともなさそうなので雨ガッパを着て、車道を早足で歩き始めました。たとえ雨が降っていても、 観光客の絶えない第一展望台にくらべ、第3展望台を訪れる人はすくなく静かな湖をゆっくり堪能し、帰りのバスを待つこと になりました。
道東
摩周湖 屈斜路湖と対峙する摩周湖は、日本一の透明度をもつ湖として知られています。周囲 20キロメートルとそれほど大きな湖ではないのですが、水深は平均しても137.5mとかなり深めなのは カルデラ湖であるからでしょう。湖の周囲は水面まで200メートルほどきれ落ちた急な斜面で囲まれているのは 、今自分のいる展望台がこのカルデラの上であるからです。
摩周湖 第三展望台から 第3展望台からは、真正面にカムイヌプリ(摩周岳)が見えます。第1展望台から、カルデラを巻いて 登山道が続いています。標高は857m、展望台の場所ですでに500メートルほどありますので、時間さえあれば登るのは 容易なことだと思います。
<地形図>摩周湖(5万分1地形図).
<交通機関>JR摩周駅から阿寒バスで25分。
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