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白谷雲水峡
 宮之浦の小学校前の信号器を宮之浦川沿いの道路に入り、白谷林道を登れば、自然休養林白谷雲水峡があります.標高600から700mの白谷川源流部分に広がる 自然休養林で、弥生杉などヤクスギと花崗岩の渓谷が見物できる歩道が整備されています.白谷林道は細い道路ですが、舗装されバスも運行されていますので訪問は 容易です.天気がよければ、林道からは宮之浦とその前に広がる海を俯瞰できます. 白谷雲水峡 Siratani unsuikyo gorge 白谷雲水峡
白谷雲水峡
 駐車場から林道をもどった白谷橋の元に遊歩道の起点となる管理棟が建っていて、ここで森林環境整備推進協力金300円を払い中に入ります. 入るとさっそく道は2つに分かれています.左手の白谷渓谷に沿って設けられているのが雲水歩道で、花崗岩の急流を脇に見ながら登っていくと、 分岐があって、ここを弥生杉歩道に入りもどると1時間ほどの散策で、入口のところの分岐に戻ることができます.
 弥生杉歩道には、胸高周囲8.1メートル、樹齢3000年の大樹弥生杉があり、このような名のついたヤクスギの多くは、山深くアプローチが難しいとこにある中で 、整備された歩道から容易に見ることのできる木の一本です.
 弥生杉歩道の分岐を越えて、さらに進んだ先んだところは原生林歩道とよばれていて、こちらを辿っていくと三本槍杉、奉行杉などを見ながら最終的に谷東側についている 楠川歩道に合流します.途中何箇所か沢の渡渉箇所がありますので、降雨後の利用は注意が必要です. 楠川歩道の合流点のすぐ先には白谷山荘があり、非難小屋として使えます.さらに奥に入ると、古い切り株の点在する苔の林床、鬱蒼とした原生林の中をたどり ながら歩道は辻峠(979メートル)へ登っていきます.
 この道は、もともとは小杉谷方面の作業道として使われていた楠川歩道で、昔から切り出したヤクスギを搬出するルートとして使われてきた長い 歴史をもちます.長年使われた結果でしょうか、よく整備が行き届き、踏み固められていて歩きやすい道が辻峠まで続きます.
 辻峠を越え下ると、安房川に沿った軌道に出ます.楠川わかれと呼ばれる分岐で、右手に軌道を登っていけば、縄文杉もある大株歩道の 入口に達することができます.したがって、白谷雲水峡は辻峠越えで縄文杉を訪問するルートの起点としても利用できます.ただし、通常使われる荒川口より 1時間ほど余分にかかりますし、当然早朝の出発が必要となりますので、白谷山荘に泊まっておくべきでしょう. バスも運行されるようになったことから、大株歩道の下山口として利用することもできますが、この場合、軌道から辻峠への登り返しがつらいかもしれません.
 さきほどの原生林歩道と楠川歩道の合流したところから、楠川歩道側へ下っていけば、橋を渡り雲水峡入口にもどることもできます.また、さらに白谷林道まで 下って駐車場にむかう方法もあります.
 当然、白谷林道からさらに先にも楠川歩道は続いていて、途中には三本の直立した大木が並ぶ三本杉があります.その先下っていくと、周回道路に沿った楠川集落 に出ることができます.集落から東に数百メートル行ったところを山側に入ると、冷泉を沸かした楠川温泉という地元で使われている小さな入浴施設もあり、楠川歩道を 下山に使ってここで汗を流すのも良いかもしれません.
雲水峡
雲水峡
雨後の白谷川.轟音ととも花崗岩に狭まれた流路を激流となって雨水は下っていく.雨後の増水は 濁流ではなく茶褐色に色がついていた.
弥生杉 縄文杉にはおよばないけれど、見ごたえのあるヤクスギの大樹、弥生杉.
弥生杉
三本杉  ほぼ同じ大きさの3本のヤクスギが並んで直立する三本杉.白谷雲水峡の駐車場からさらに白谷林道を歩くか、 白谷雲水峡内の原生林歩道を辿って楠川歩道に入った後、楠川に向けて下るとある.
三本杉
白谷雲水峡トレッキングマップ 屋久島観光協会
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